犬がいて、(G&L)レトリバーがいて、夏になれば当然の事ながら、
大好きな水遊びをする。
それは、とても自然な事だった。
木切れを投げて、レトリーブ!
そう、レトリバーだから当然のお仕事で、優雅な泳ぎと使命感に燃え
目は生き生きとしていて、見ていても清々しかった。
その後、迎えたボーダーコリーのパトラを湖に連れて行くと、
レトリバーに負けじと必死で泳ぐ、モノを投げたら泳ぎながら横で
泳いでいるピアスに文句を言いつつ、モノを横取りして、負けず嫌いを発揮!
レトリバーチームは、そんな目の血走ったパトラの雰囲気から距離を置き、
泳ぐのを中止して浅瀬で、身体を冷やす程度に変わる。
何かが違って来ていたーー。
その頃の私たちは、パトラは万能選手で、泳ぎも達者で恥ずかしながら、
素晴らしい〜と、思っていた。
とにかく、私たちが望む事を、なんでもこなしてくれ、根性も半端ではなく
秒を争うほど、必死で泳ぎをこなしたからだ。
そんなふうに、育ててしまったのは私たちだったんだけど〜。
その後、千里というボーダーコリーがやって来て、ようやくわかった!
つまり私たちが千里に望んでいることは、パトラとは違った。
当然のことながら、千里は、レトリーブに必死にならない。(笑)
水そのものと自分との、お気楽な遊び♪
足の付かない所までいくと、溺れつつ必死で前足を上に出し戻るを繰り返す。
ただ、それだけが楽しい。
そのうち、もう少し遠くへ行きたくて、2本足で立てる所まで行く。
そして、自分勝手にバシャバシャと水しぶきを上げて遊ぶ。
ただ、それだけ!
それだけが実に楽しいらしい。(爆)
そんな千里を私たちは、満足気に微笑んでみている。
泳げるように・・・、とは、まったく思わない!(笑)
変わったものだー!(私たち)
本来望んでいた事も、千里は全て裏切って、ディスクにおいても楽しい♪を
前面に出した子だった。
パトラの様に同じように頑張ってくれる子だったら、オペラの様に真面目に
ディスクしか見えない子だったら、今の私たちはないだろう。
そう、千里は我が家に来るべき犬だったのだー。
ボーダーコリー、いや、本来の犬の姿を、様々なシーンで、千里が見せてくれたと思う。
そして、これからも、私たちを裏切って、おおいに楽しませてくれるだろう。
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